連載 地域包括ケアシステムにおける訪問薬剤師・第4回
在宅における薬剤師との連携ポイント
小林 輝信
1,2
1徳永薬局株式会社在宅医療部
2一般社団法人全国薬剤師・在宅療養支援連絡会
pp.591-594
発行日 2017年7月15日
Published Date 2017/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200658
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はじめに
2025年に向け高齢化率が急増している。現在65歳以上の高齢者は25%に達し,2025年には30%を超えると言われている。2025年に向け,「団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に重度な要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう,住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築」が急務となっている。
医療は「病院完結型」から,地域全体で支える「地域完結型」の医療に変わってきており,薬剤師の業務も転換期を迎えている。従来の「待つ薬局」から,「地域に飛び出していく薬局・薬剤師」にならなくてはならない。
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