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地域ケア会議のあり方と参加に至った経緯の話
安藤 岳彦
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1医療法人社団佑樹会 介護老人保健施設めぐみの里リハビリテーション部
pp.230
発行日 2017年3月15日
Published Date 2017/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200568
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私は神奈川県秦野市の「個別プラン検討型地域ケア会議」に毎月参加しています。地域ケア会議には,個別課題の解決や日常生活圏域における課題の把握・対応,政策形成・資源開発など,開催される地域の特性や課題によって様々な形態があります。私が参加している地域ケア会議は,このうちの「個別課題の解決や日常生活圏域における課題の把握・対応」にあたり,主な目的を ① 自立支援型ケアマネジメントの推進,② 総合事業への移行の推進と位置づけています。自立支援型ケアマネジメントの過程には,① 廃用症候群モデルに対するリハビリテーション導入判断が難しい,② 専門的な課題抽出と目標設定が難しいという課題があります。よって,会議で私に求められている主な役割は「評価と予後予測(目標設定)」となります。
「どういう経緯で地域ケア会議に参加することになったのか」について少しお話ししてみたいと思います。
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