連載 異端の視点・第1回【新連載】
起業に至る経緯
髙丸 慶
1,2,3
Takamaru Kei
1,2,3
1株式会社ホスピタリティ・ワン
2一般社団法人訪問看護支援協会
3株式会社おくりびとアカデミー
pp.51-53
発行日 2015年1月15日
Published Date 2015/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200014
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想いだけが先行する事業への疑問
私は2006年に最初の起業をしました。その時の年齢は23歳。社会に出てまだ1年でした。なぜ起業をできたのかと振り返ると,誰も止める人がいなかった,というのが最初にあります。
私が最初に起業を意識したのは大学1年生の時です。看護実習で地域の作業所へ伺いました。作業所は知的障がい1級並びに身体障がい1級を持っている子が通っているところで,地域の親御さんたちに頼まれて看護師の女性が立ち上げた団体でした。運営費の半分以上が市からの補助金というモデルでした。
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