特集 地域包括ケアの拠点を担う通所リハの機能と実践
短時間型通所リハビリテーションの運営と効果的実践
澤潟 昌樹
1
1在宅総合ケアセンター元浅草
pp.582-586
発行日 2016年9月15日
Published Date 2016/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200444
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はじめに
平成28年度の診療報酬改定によって維持期リハを実施している要介護被保険者に対して,介護保険のリハへの移行がますます促進されている。また急性期・回復期・生活期と各期の機能分化により,通所リハの担う役割も多様化している。通所リハの利用者は病院・施設の退院・退所直後の,心身機能・生活面に変化が予測される方,経管栄養・気管切開などの医療処置を必要としつつ在宅生活を続ける方,骨折などを機にもともと暮らしていた生活の継続が困難になった方,認知症を有し生活基盤が崩れかけている方,介護者が日中は仕事に出かけ不在となる方など,その状態像や社会背景は多岐にわたる。
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