特集 人材不足をどう打開するか
【人材不足の現状と対応】
短時間正職員制度の導入と効果
浅見 浩
1
1浅見社会保険労務士事務所
pp.512-514
発行日 2008年6月1日
Published Date 2008/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101209
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平成19年11月,社団法人全日本病院協会(以下,全日病)では,厚生労働省雇用均等・児童家庭局の委託を受け,医療従事者委員会のメンバーを中心に,短時間正職員制度導入推進事業運営委員会注(以下,当委員会)を組織した.当委員会では,医療機関における短時間正職員制度の導入方法や啓蒙パンフレット等の作成,モデル病院による当制度の試行と検証等の作業が行われた.
ここでは,主にモデル病院における制度導入プロセスと効果についてご紹介したい.
注:厚生労働省パンフレット等では,同制度を「短時間正社員制度」と称しているが,医療機関では労働者を職員と呼称するのが一般的であるため,当事業では,「短時間正職員制度」としている.
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