連載 専門職が地域で輝くためのコミュニティデザイン入門—実践編:総合事業を見据えた地域育成・第9回
コミュニティはこわくない?
関原 宏昭
1,2
1株式会社ラ・ピュア地域デザイン研究所
2チームグクルLLC
pp.209-212
発行日 2016年3月15日
Published Date 2016/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200339
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前号(第11巻第2号)で紹介した3つの活動だけでなくさまざまなパターンで地域実践が進んでいる。地域性,多様性に応じた取り組みは,地域包括につながり,時代が求めているあり方である。しかしそうした中,「コミュニティは様子がわからない」「コミュニティはこわい」などの声が時々聞こえてくる。住民でありながら地域の生活が見えていないような印象である。
こうした不安は,入門編で記したように立ち止まらずトライ&エラーを繰り返しながら寄り添うことで,コミュニティは特別なものではなくなっていく。
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