連載 専門職が地域で輝くためのコミュニティデザイン入門・第3回
コミュニティに専門職が寄り添うデザイン
関原 宏昭
1,2
1株式会社ラ・ピュア地域デザイン研究所
2チームグクルLLC
pp.671-673
発行日 2015年9月15日
Published Date 2015/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200208
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地域の日常生活へ専門性が加わることで多くの安心感が広がる。水戸市で開催している「コミュニティと在宅医療のお話会」は不安でいっぱいの暮らしの中に専門職が寄り添うことで参加者の安心につながりつつある。「わからなければ私たちに相談してね」の顔の見える関係づくり。とりわけ高齢者に専門的で難しい話は逆効果となる。「あなたに会えて良かった」の安心物語はここから始まる。そのためのプロセスを考えてみる。地域を知ることから始まり,その中で自分自身が楽しみ,住民と話し,そして共感するシーンをイメージしながらコミュニティに専門職が寄り添うデザインを考えてみる。
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