連載 専門職が地域で輝くためのコミュニティデザイン入門・第1回【新連載】
コミュニティの中で自分は何ができるのだろう?
関原 宏昭
1,2
1株式会社ラ・ピュア地域デザイン研究所
2チームグクルLLC
pp.512-515
発行日 2015年7月15日
Published Date 2015/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200158
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地域連携の時代
健康寿命の延伸,在宅医療,在宅ケアの広がりにおいて多職種(コメディカル)はコミュニティヘルスのキーマンである。地域に専門知識を持った仲間がいてくれることは有形無形の安心につながり,住民一人ひとりの生き方へも影響を与える。
人生は旅。航空機での旅に例えると,多職種はキャビンクルー《客室乗務員》。乗客(住民)の行き先が決まったら,そこに向かって操縦士(医師)は安全確実に運行する。キャビンクルー(多職種)は,乗客とコミュニケーションをとりながら快適な旅(豊かな人生)をサポートしていく。また,地域の仲間として日頃から声かけをし合っていたりすると,旅の方法,行き先も一緒に考えたりもする。乗客(住民)にとって重要なパートナーである。
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