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特集 成人脊柱変形Up to Date
第4章 治療
各種骨切りとその適応
Various Spinal Osteotomy and Its Indication for Adult Spinal Deformity
長谷川 智彦
1
Tomohiko HASEGAWA
1
1浜松医科大学整形外科
1Department of Orthopaedics, Hamamatsu University School of Medicine
キーワード:
成人脊柱変形
,
adult spinal deformity
,
脊椎骨切り
,
spinal osteotomy
,
脊柱矯正手術
,
spinal corrective surgery
Keyword:
成人脊柱変形
,
adult spinal deformity
,
脊椎骨切り
,
spinal osteotomy
,
脊柱矯正手術
,
spinal corrective surgery
pp.763-768
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002201740
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はじめに
成人脊柱変形患者は変性,骨粗鬆症の合併などにより,変形自体が硬く,椎骨は骨折による変形を呈していたり,脆弱になっていることがある.また,自然経過や手術既往により椎体間の癒合を生じている症例も少なくない.このような症例に対しては,何らかの骨切り術を併用して脊椎の可動を獲得したうえで矯正固定を行う必要がある.本稿では,各種脊椎骨切り術の特徴とその適応,施行時の高位選択基準について,当科で使用している腰椎前弯矯正目標と術式選択ストラテジーを用いて説明する.
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