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特集 成人脊柱変形Up to Date
第4章 治療
粗鬆骨に対するアンカーの選択と設置
The Choice and Placement of Anchors for Osteoporotic Spine
河村 直洋
1
Naohiro KAWAMURA
1
1日本赤十字社医療センター脊椎整形外科
1Department of Orthopaedic Spine and Surgery, Japanese Red Cross Medical Center
キーワード:
骨粗鬆症
,
osteoporosis
,
インストゥルメンテーション
,
instrumentation
,
脊椎
,
spine
Keyword:
骨粗鬆症
,
osteoporosis
,
インストゥルメンテーション
,
instrumentation
,
脊椎
,
spine
pp.757-761
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002201739
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はじめに
成人脊柱変形の手術治療では,変形を矯正し,その形態を維持するために脊椎を何らかのインストゥルメントで保持する必要があるが,高齢者,ステロイド服用患者,血液透析患者などでは,骨脆弱性が大きな障壁となる.また,固定範囲は長くなることが多く,固定部位の近位端,遠位端では特にインプラントの脱転を生じないように,インプラントの選択,設置の仕方には熟慮を要する.
この稿では,骨脆弱性のある患者の成人脊柱変形手術におけるアンカーの選択,設置法に関して述べていく.
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