特集 悪性脊椎脊髄腫瘍に対する治療
特集にあたって
飛驒 一利
1
1札幌麻生脳神経外科病院
pp.665
発行日 2017年7月25日
Published Date 2017/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002200665
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脊椎脊髄腫瘍の中でも悪性腫瘍は外科治療のみによる根治は難しく，術後にどのような適正な後療法を行うかが問題となる．近年さまざまな後療法のoptionが提示されている．後療法の中では，まだ標準化された治療でないものも多く，また高価格なものもあるが，外科治療では摘出不可能に終わった悪性腫瘍に対するセカンドライン，サードラインとなる後療法を考える指標となると思われる．
尾原裕康先生には，転移性脊椎腫瘍に対する手術の適応，除圧固定，椎体形成術など，スタンダードな外科治療について述べていただいた．
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