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特集 高次脳機能障害の作業療法—医療・介護・福祉の各視点から
障害福祉領域における高次脳機能障害者の支援について—日中活動と地域生活を支える
Support for cognitive dysfunction in the disability welfare field daytime activities and community life
野々垣 睦美
1
Mutsumi Nonogaki
1
1特定非営利活動法人高次脳機能障害友の会ナナ クラブハウスすてっぷなな
pp.987-991
発行日 2024年9月15日
Published Date 2024/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203933
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Key Questions
Q1:高次脳機能障害者の地域生活とは?
Q2:活動を通しての気づきとは?
Q3:親亡き後への備えとは?
はじめに
受傷・発症から入院している期間は“治る”という希望をもちながら日々リハビリテーションに励んでいるが,退院時に“障害が残っている”という事実に直面し,混乱する当事者・家族を目にすることは少なくない.明日からどのように過ごし,これから先どうしていくのか…….現状を受け止め,次の一歩を踏み出すために,地域での支援は欠かせないものとなる.今回は日中活動と地域生活を通してこの時期をどのように支援しているのか,また,時間の経過とともに変化する生活環境,親亡き後の課題とその準備についても言及する.
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