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特集 回復期リハビリテーションと作業療法
回復期リハビリテーションにおける作業療法—先端機器・テクノロジーの活用と課題
Occupational therapy in convalescent rehabilitation: Utilization and challenges of innovative equipment and technology
丸山 祥
1,2
Sho Maruyama
1,2
1湘南慶育病院
2東京都立大学大学院人間健康科学研究科
pp.395-399
発行日 2024年5月15日
Published Date 2024/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203766
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Key Questions
Q1:先端機器・テクノロジーによる変化にはどのような側面があるか?
Q2:先端機器・テクノロジーを臨床活用するためのポイントは何か?
Q3:先端機器・テクノロジーの臨床活用における作業療法士の役割と課題は何か?
先端機器・テクノロジーによる変化
1.先端機器・テクノロジーと作業療法
近年発展が目覚ましい遠隔通信技術や人工知能(artificial intelligence:AI),仮想現実(virtual reality:VR),拡張現実(augmented reality:AR),デジタルファブリケーション,ロボット等の先端機器・テクノロジーは,生活や作業療法を一変させる可能性を秘めている.この潜在的あるいは顕在化しつつある変化は,作業療法が対象とする人々の作業や生活に関する変化と,作業療法として提供可能な手段の変化の2つの側面で整理できる(図 1).
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