Japanese
English
症例報告
フィッシャー症候群により重度四肢麻痺を呈した症例に対するCoCoroe AR2と促通反復療法の介入
Intervention of CoCoroe AR2 and repeated facilitation therapy for severe tetraplegia due to Fisher syndrome: A case report
堀口 晃太
1
,
秋山 莉乃
1
,
山内 匡也
2
,
佐藤 章礼
3
,
田中 裕二
4
,
伊勢 将樹
4
Kota Horiguchi
1
,
Rino Akiyama
1
,
Masaya Yamauchi
2
,
Toshihiro Sato
3
,
Yuji Tanaka
4
,
Masaki Ise
4
1平成横浜病院
2東浦平成病院
3緑成会病院
4平成リハビリテーション専門学校
キーワード:
末梢神経障害
,
ロボット治療
,
電気療法
Keyword:
末梢神経障害
,
ロボット治療
,
電気療法
pp.1379-1384
発行日 2023年11月15日
Published Date 2023/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203609
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Abstract:フィッシャー症候群患者に対するリハは,主に関節拘縮予防や良肢位を心がけ,患者の状況に応じたかかわりが主となっており,有用なリハ手技が報告されていない.今回,フィッシャー症候群により重度四肢麻痺を呈した患者を担当し,リーチングロボット訓練,促通反復療法,および神経筋電気刺激を併用した訓練に着目して治療介入を行った.その結果,上肢機能の改善を示し,整髪動作,歯磨き動作,食事動作の獲得に至った.これらの治療介入は,上肢機能および日常生活動作の改善に結びつく可能性が示唆された.
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