設備機器総点検
グローブフィッシャー
南 郁子
1
1鹿児島県立大島病院
pp.877
発行日 1980年10月1日
Published Date 1980/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207270
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当院では昭和47年,この器械を購入し,現在1日平均180〜200枚のゴム手袋の乾燥・散粉に利用している.このゴム手袋は,手術用を初め,病棟,外来での小切開,感染症患者の処置時に使用されている.
その取り扱いは,毎日規則的に出てくる業務だけに中材,手術部混合とする.多忙な中では,器械がしてくれることは,器械に行わせることで大いに助かっている.また操作法も極めて簡単でだれでも動かせる.ここでは,14人の看護婦と2人の看護助手が交代で操作している.8年余使用した現在,大きな故障はないが当院での問題は置き場所である.今,中材の一角に置いてあるが,中材業務が年々拡大するのに対してスペースが極めて狭く,粉が飛び散ることで,どこにでも置くわけにはいかないことである.最近では,外部に粉が舞い出るのを防ぐような器械が考案されたと聞く.
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