Japanese
English
研究
放課後児童クラブにおける作業療法士のコンサルテーション事業の有用性について
The usefulness of occupational therapists' consultation services in after-school children's clubs
森川 芳彦
1,3
,
有安 芽衣
1,3
,
吉村 学
2,3
Yoshihiko Morikawa
1,3
,
Mei Ariyasu
1,3
,
Manabu Yoshimura
2,3
1専門学校川崎リハビリテーション学院
2川崎医療福祉大学
3岡山県作業療法士会
キーワード:
放課後児童クラブ
,
コンサルテーション
,
インタビュー調査
Keyword:
放課後児童クラブ
,
コンサルテーション
,
インタビュー調査
pp.1288-1295
発行日 2023年10月15日
Published Date 2023/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203585
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Abstract:岡山県作業療法士会では,放課後児童クラブにおいて,OTのコンサルテーション事業(以下,コンサル事業)をオンラインで実施した.5クラブの放課後児童支援員(以下,支援員) 7人へのインタビュー調査を行い,コンサル事業の有用性を検討した.インタビューはオンラインで行い,修正版グラウンテッド・セオリー・アプローチにて解析した.その結果,8つのカテゴリが得られた.①コンサル事業前の子どもの様子,②支援員の心理的側面,③支援員の子どもに関する知識的および実践的側面,④支援員の連携,⑤事前情報シート作成による支援員の変化,⑥OTの報告書の有用性,⑦保護者・学校連携への影響,⑧コンサル事業後の子どもの変化に分類された.コンサル事業は,支援員同士の情報交換の機会の増加,子どもの特性や支援方法の理解,支援員の自信の向上等の有用性が確認できたと考えられた.
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