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特集 「遊ぶ」は子どもの作業—「遊び」のチカラを考える
総論:「遊ぶ」は子どもの作業—「遊び」のチカラを考える
“Playing” is a child's occupation: thinking about the power of play
松本 茂樹
1
Shigeki Matsumoto
1
1堺市立重症心身障害者(児)支援センター ベルデさかい
pp.330-331
発行日 2023年4月15日
Published Date 2023/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203332
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Key Questions
Q1:「遊び」は作業療法?
Q2:「遊び」の意義は?
Q3:遊んで何が育つ?
はじめに
臨床場面で日々,子どもたちが遊びを通して生きるために育つ力に驚かされる.子どもは大人が思っているよりはるかに強く,たくましく育つ.本当に子どもは遊んで育つと思わされる.遊びという作業がもつ力が身体図式を育て,ADLの基盤をつくり,社会で生きる準備を整える.
今回の特集は,子どもの遊びを「感覚・知覚」,「運動・探索」,「経験・学習」,「表現・活動」,「模倣・社会」を切り口にして考えている.それらの前提となる「遊び・作業療法」についてまず考える.
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