連載 学生の目 教員のまなざし・24【最終回】
子どもとどうやって遊ぶの?
佐々木 澄子
1
1由利本荘医師会立由利本荘看護学校
pp.1003
発行日 2012年12月25日
Published Date 2012/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102256
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昨日耳にした1年生女子の会話。「ねえねえ,小児看護学の課題どうする? 子どもと触れ合ってこいなんて無理じゃね!? 近くに子どもなんていないよね!」「でも課題提出しないと,点数くれないって言ってたよ」「仕方ない○○さん(同級生)とこの子ども借りるか……」。おいおい,親戚とか近所に子どもはいないのか? 少子化はこんなところにも表われているんだなぁ……。でも,3年生になったら,小児看護学実習で受け持ち患児と遊ぶことが必要なのに! 患児とお母さんとのコミュニケーションが大切なこと,これからじっくり教えなくちゃ!!
でも,その3年生はといえば,おもちゃは手作りしたし,ご褒美のシールも用意して一生懸命こちらに気を引こうとしてるけれど,まだまだ子どもとの距離は縮まらない様子……。がんばれ!
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