Japanese
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特集 作業療法はロボットとどう向き合っていくか
医療・介護現場におけるロボットの現状
About present conditions of robots in the field of medical care and long-term care
小林 毅
1
,
丸 達也
1
,
嘉成 望
1
,
荻山 泰地
1
Takeshi Kobayashi
1
,
Tatsuya Maru
1
,
Nozomi Kanari
1
,
Taichi Ogiyama
1
1日本医療科学大学
pp.488-493
発行日 2022年6月15日
Published Date 2022/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202984
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Key Questions
Q1:「ロボット」の定義とは何か?
Q2:「ロボット」の開発や普及にはどのような事業が展開されてきたか?
Q3:「ロボット」の今後の課題は何か?
はじめに
医療や介護の現場に限らず,ロボット技術を取り入れた機器や用品は,身近なところにあふれている.これらは,日本の経済再生の政策的な流れとして,「科学技術イノベーションの推進」や「世界最高水準のIT社会の実現」1)という文言にみることができる.今回のテーマとなっているロボットについては,「ロボット新戦略(Japan's Robot Strategy)—ビジョン・戦略・アクションプラン—」2)に分野横断的事項・分野別事項として詳細な記載をみることができる.
ここでは,医療や介護現場での「ロボット」について,その現状や課題を総論的に概観する.
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