連載 患者と治療者との間を生きる・第2回
凸凹学生自身が実践したい養成校および実習施設での対処法
凸凹療法士マシャ
pp.446-448
発行日 2022年5月15日
Published Date 2022/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202968
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元凸凹学生であったマシャ自身の経験から
本誌をご覧の皆さん,こんにちは.自閉スペクトラム症と診断されている凸凹療法士マシャです.さて今回は,発達障害やパーソナリティ障害,もしくはそれらの傾向がある学生(以下,凸凹学生)さんがいかに養成校での修学,そして実習をこなしていくのかにスポットを当てます.
私の養成校での学生時代はどのようだったか.学習面の苦手さについては,「伝導路」等の複雑なものは苦手であり,日々勉強をしていたわりには解剖学で何度か「赤点」を取っていました.また,数学や算数の成績が「1」や「2」であった私にとって,運動学は鬼門でした.しかし,記憶することについてはさほど苦ではなく,そつなく単位は取れていたと思います.
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