増刊号 脳卒中の作業療法 最前線
第3章 支援技術Ⅱ 急性期から回復期の個別性を重視した介入(事例報告)
1 —高次脳機能障害がある方への作業療法③前頭葉症状—脳卒中後に前頭葉症状を呈する患者へのアプローチ
西川 拡志
1
Koji Nishikawa
1
1医療法人社団博洋会 藤井病院
pp.849-853
発行日 2021年7月20日
Published Date 2021/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202622
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はじめに
意味のある作業やADL観察から前頭葉症状を明らかにすることが,作業を扱う専門家であるOTの責務といえる.Gillen1)やÁrnadóttir2),あるいは本邦の多くの臨床家も,観察から前頭葉症状等の高次脳機能障害を把握する必要性を述べている3〜7).
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