Japanese
English
プラクティカルノート
ギラン・バレー症候群患者に対するゴムチューブを用いた簡易腕保持装具の考案
Device of the simple arm support orthoses using theratube for Guillain-Barré syndrome patient
渡部 喬之
1,2
,
山本 真莉子
1
,
内堀 謙吾
1
,
長嶋 茜
1
,
五味 由香里
1
,
酒井 真菜
1
Takayuki Watabe
1,2
,
Mariko Yamamoto
1
,
Kengo Uchibori
1
,
Akane Nagashima
1
,
Yukari Gomi
1
,
Mana Sakai
1
1昭和大学藤が丘リハビリテーション病院リハビリテーションセンター
2昭和大学保健医療学部
キーワード:
腕保持装具
,
食事動作
,
ギラン・バレー症候群
Keyword:
腕保持装具
,
食事動作
,
ギラン・バレー症候群
pp.1252-1253
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202298
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はじめに
重度上肢機能障害を呈した患者の腕保持装具として,浅井ら1)が開発したポータブルスプリングバランサー(以下,PSB)が一般的に使用されており,その有効性は高い.今回,ギラン・バレー症候群(以下,GBS)により,PSB適用基準である肘関節屈筋の徒手筋力検査(以下,MMT)2−以上を満たさない重度の上肢機能障害を呈し,食事動作が全介助であった患者を担当した.患者に対し,ゴムチューブを用いた簡易腕保持装具を考案し使用した結果,良好な結果を得たため紹介する.なお,本報告に際し,患者より同意を得ている.
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