特集 医療的ケア児と作業療法
扉
髙田 英津子
1
,
江藤 文夫
2
,
西出 康晴
3
1合同会社療育いろは
2国立障害者リハビリテーションセンター
3倉敷中央病院
pp.435
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201683
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特集にあたって
2019年(平成31年)2月,体重わずか268gで産まれた男の赤ちゃんが退院したという報道があった.男の子としては世界一小さい赤ちゃんとクローズアップされたが,順調に成長していることは,私たち医療職にとって心より嬉しいニュースである.
このように,日々医学が進み,救われる生命が増える一方で,NICUへの長期入院や,退院後医療的ケアが日常的に必要な子どもの数も多くなっている.厚生労働省によると,2016年度(平成28年度)には医療的ケア児の数は1万8,000人を超えている.現状では,育つ地域により得られる支援はさまざまで多岐にわたり,各分野でのチャレンジが行われている.
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