Japanese
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特集 急性期・ICUでの作業療法
上肢運動器疾患における急性期の作業療法
Acute stage occupational therapy for upper limb musculoskeletal disease
吉澤 いづみ
1
,
田口 健介
1
,
安保 雅博
2
Izumi Yoshizawa
1
,
Kensuke Taguchi
1
,
Masahiro Abo
2
1東京慈恵会医科大学附属病院
2東京慈恵会医科大学
pp.30-35
発行日 2019年1月15日
Published Date 2019/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201566
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Key Questions
Q1:急性期上肢運動器疾患の作業療法の意義とは?
Q2:乳がん術後リハビリテーションとは?
Q3:リンパ浮腫予防指導におけるOTの役割とは?
はじめに
かつての運動器リハビリテーションは長期加療の後に開始していたが,近年ではできるだけ受傷早期からの介入が機能回復や早期のADL獲得に有用であることが唱えられている.早期から積極的なリハビリテーションを行うためには,病態の把握,炎症症状への配慮等,十分なリスク管理が必要不可欠である.今回,運動器リハビリテーションの中でも,手の外傷や乳がん術後の後遺症に注目し,上肢運動器疾患の急性期作業療法の意義や介入方法を述べる.
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