昭和の暮らし・第20回
水遊びにまつわる思い出
市橋 芳則
1
1北名古屋市歴史民俗資料館
pp.998
発行日 2018年8月15日
Published Date 2018/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201430
- 有料閲覧
- 文献概要
夏の風物詩といえば,風鈴,かき氷,蚊取り線香等いくつか思い浮かぶが,その一つに行水がある.洗濯用のタライ等に水をはって汗を流す行水は,昭和の半ばごろまであちらこちらで見られた夏の風景だ.
手押しポンプでくみ上げられる井戸水は,とても冷たくて気持ちがよかったと聞く.「ヤカンでお湯を足して入りごろにした」との声も.家々で行水の仕方も異なるようである.
Copyright © 2018, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.