多職種を交えたリハビリ事例検討会・第14回
訪問リハにより機能を改善し,社会資源活用へつなげる事例
梶川 賢太
1
,
川越 雅弘
2,3
1東京リハビリ訪問看護ステーションEast
2埼玉県立大学大学院
3埼玉県立大学研究開発センター
pp.1036-1042
発行日 2017年9月15日
Published Date 2017/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201063
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事例提示
Aさん,60代,男性.身長181cm,体重65kg,BMI 19.8.要介護2,寝たきり度A1,認知症自立度I
家族:妻,子ども(娘,息子)の四人暮らし
生活歴:外資系会社に勤務後に独立.脳梗塞発症に伴い離職.主介護者は妻.食事,入浴の準備をすれば身の回りのことはご自身で行える.妻の介護負担は少なく,習い事に行くことができている.一軒家の1階に居室.住宅改修により,階段とトイレには手すりがあり,電動ベッドではL字型手すりを使用
病歴・入院歴:糖尿病,腰椎椎間板ヘルニア,てんかん,脳梗塞左片麻痺
趣味・関心:映画鑑賞,バスケットボール観戦,フットボール観戦
処方薬(朝-昼-夕-就寝前):クロピドグレル硫酸塩(抗血栓薬)75mg 1-0-0-0,アスピリン(抗血栓薬)100mg 1-0-0-0,リナグリプチン(糖尿病治療薬)5mg 1-0-0-0,バルプロ酸ナトリウムR(抗てんかん薬)1,200mg 1-0-1-0,イミプラミン塩酸塩(抗うつ薬)20mg 1-0-1-0
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