連載 自治体の保健福祉活動における理学療法士の役割・21
地域の社会資源の育成と活用—訪問看護ステーション
齋藤 正美
1
1船橋市訪問看護ステーション
pp.904-907
発行日 1999年12月15日
Published Date 1999/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902210
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訪問看護ステーションは,平成4年4月より,老人訪問看護制度として創設され,平成6年12月の新ゴールドプランにより全国5,000カ所の整備目標が明示された.その背景には,在宅医療の推進によって高齢者の社会的入院を是正し,よって医療費の膨張に歯止めをかける必要があったからである.そして在宅医療を推進する上で訪問看護制度の普及は必要不可欠であり,そのために訪問看護ステーションの整備が図られることになった.
本稿においては,その訪問看護ステーションを紹介しながら訪問看護ステーションにおける理学療法士の役割を中心に述べていく.
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