Japanese
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特集 緩和ケアを通じてみる作業療法の世界
—精神科領域—ひとはひととのつながりの中で何かをして生きている
People live by doing in people's connections
織田 靖史
1,2
,
北山 順崇
1
Yasushi Orita
1,2
,
Nobutaka Kitayama
1
1玉野総合医療専門学校
2吉備国際大学保健福祉研究所
pp.903-908
発行日 2017年8月15日
Published Date 2017/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201029
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Key Questions
Q1:トータルペインの視点を精神科で用いる意義とは?
Q2:ひとの“生きる”ことを支える作業療法士の臨床における態度とは?
Q3:対象者,医療従事者のためのマインドフルネスやマインドフルネス作業療法の活用法とは?
死に至る病とは絶望のことである
セーレン・キェルケゴール『死に至る病』1)
「からだが痛い.がんが再発したんだと思う.痛い,痛みがある…….今回はもうだめだと思う」そう,彼女は呟いた.消え入りそうな,か細い声で…….それをただただ聞くことしかできない私がそこにいた.
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