書評
低侵襲心臓手術の基本と実践―始めたいひとも,始めたひとも
山口 敦司
1
1自治医科大学附属さいたま医療センター心臓血管外科
pp.633
発行日 2019年8月1日
Published Date 2019/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu72_633
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- 文献概要
元号は令和となり,今や低侵襲心臓手術(MICS)は時代の淘汰を受けて新たな発展を遂げようとしている.巻頭にも記載されているが,平成初期の20年前のブームとは異なり,保険診療のうえでも内視鏡補助下弁形成手術という新たな加算が認められるようになり,MICSが患者にとって利益があるということが世間からも広く認められた治療法として確立しつつあるといってよいであろう.
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