特集 重度脳卒中者への作業療法
扉
佐尾 健太郎
1
,
中村 春基
2
,
山本 伸一
1
1山梨リハビリテーション病院
2日本作業療法士協会
pp.307
発行日 2016年4月15日
Published Date 2016/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200527
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特集にあたって
脳卒中者に対する作業療法の現場では,急性期・回復期・生活期といった時期を問わず,多くのOTが重症例へのアプローチに日々戸惑い,試行錯誤しているのではないだろうか? 本特集は,そのような想いから企画に至った.
一般的に,障害が重度であればあるほど心身の回復にはより長い期間を要し,生活再建に向けた環境調整や,獲得した生活の維持と発展には,時間的・経済的負担と人的資源が必要となる.よって,OTには専門職としての知識と技術を駆使したかかわりが求められ,また同時に,多職種協働による包括的・継続的な支援を提供していく体制が求められる.
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