Japanese
English
プラクティカルノート
通所リハビリテーション施設における情報共有の工夫—「情報共有ボード」を用いた取り組み
Device for sharing the information at outpatient rehabilitation(day care)service
塚本 健二
1
,
中根 千夏
1
Kenji Tsukamoto
1
,
Chika Nakane
1
1中澤デイケアセンター
キーワード:
通所リハビリテーション
,
生活支援
,
連携
Keyword:
通所リハビリテーション
,
生活支援
,
連携
pp.1230-1231
発行日 2015年11月15日
Published Date 2015/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200420
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はじめに
通所リハ施設で,多職種が連携して利用者に対する共通目標を達成するためには,実際の支援をしながら得られた情報を共有することが重要である1).しかしながら,利用者は施設到着後,さまざまな場所で同時に活動されるため,現場の職員間には互いに周知しきれない多様な状況・情報が発生し得る.それゆえに,日中の些細な出来事や会話の中での言葉等は,緊急性の高い問題や情報に埋もれてしまい,同じ問題が再発してしまうことがある.利用者が職員に依頼した内容が他の職員に伝わっておらず,職員が見当違いのかかわりや支援をしてしまうこともある.
そこで,利用者への連携ある生活支援のために,現場の情報を集約する「情報共有ボード」を作製,使用し,職員間の情報共有において得られた成果を報告する.
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