Japanese
English
特集 重症心身障害児のリハビリテーション
地域リハビリテーション―通所
Daycare of persons with severe motor and intellectual disabilities.
黒川 洋明
1
,
小沢 浩
2
Hiroaki Kurokawa
1
,
Hiroshi Ozawa
2
1島田療育センターはちおうじリハビリテーション科
2島田療育センターはちおうじ神経小児科
1Department of Rehabilitation, Shimada Ryoiku Center Hachiouji
2Department of Child Neurology, Shimada Ryoiku Center Hachiouji
キーワード:
重症心身障害児・者
,
通所
,
生活支援
Keyword:
重症心身障害児・者
,
通所
,
生活支援
pp.125-130
発行日 2012年2月10日
Published Date 2012/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102364
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はじめに
「この子は私である.あの子も私である.どんなに障害は重くとも,みんな,その福祉を堅く守ってあげなければと,深く心に誓う」1)が座右の銘であった故小林提樹氏が創設した重症心身障害児施設・島田療育センター(以下,当センター)は今年で50年を迎える.
どんな障害があっても誰もがその人らしく幸せで豊かな生活を過ごせることを願い,人生を捧げた小林提樹の志をどれだけ継ぐことができているのだろうか.
本稿では,重症心身障害児・者(以下,重症児・者)のリハビリテーションについて,通所施設の視点から重症児・者やその家族の「生活支援」を中心に述べていく.
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