Japanese
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特集 病院における作業療法
急性期医療における作業療法の強みとその支援内容
A strength of the occupational therapy and the support contents in acute medical care
三上 直剛
1
,
山﨑 礼二
1
,
熊木 励
1
,
麓 文太
1
Naotaka Mikami
1
,
Reiji Yamazaki
1
,
Tsutomu Kumaki
1
,
Bunta Fumoto
1
1医療法人社団 函館脳神経外科病院
pp.472-476
発行日 2015年6月15日
Published Date 2015/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200232
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Key Questions
Q1:脳卒中急性期医療における生活行為向上マネジメントとは?
Q2:生活行為向上マネジメントのマネジメント力とは?
Q3:地域包括ケアに資するOTとは?
はじめに
脳卒中モデルにおける早期作業療法実践の流れは,対象者に適切に提供される医療として確立されている.しかし,対象者の生活を入院前から退院後まで一貫して理解し支援する包括的アプローチが重視される中で,急性期医療の作業療法にも作業の継続性という,個人の活動から地域の社会資源の活用までを幅広くとらえる視点が求められてくる.急性期医療の中で地域包括ケアに資するOTの役割を「生活行為向上マネジメント」1)で表現し実践報告をする.
なお提示する事例はすべて,日本作業療法士協会の事例登録制度に準じた同意を得ている.
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