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特集 総合病院における精神科作業療法
総合病院における精神科作業療法の役割
The psychiatric occupational therapy in the General Hospital
長谷川 敬一
1
Keiichi Hasegawa
1
1竹田綜合病院
pp.1285-1290
発行日 2014年12月15日
Published Date 2014/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200068
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Key Questions
Q1:総合病院における精神科作業療法とは?
Q2:総合病院の中での精神科作業療法のよい点とは?
Q3:退院促進プログラムの効果とは?
はじめに
本特集企画の意図は総合病院におけるコンサルテーション・リエゾン活動等にいかに作業療法部門がかかわっているかを紹介し,その役割を述べることだと想像する.しかし残念ながら,竹田綜合病院(以下,当院)の作業療法部門ではリエゾン活動を積極的に行っているわけではない.期待はずれの感があると思うがあらかじめお詫びしておく.
当院は地方の民間総合病院であり,その中に精神科が存在し,精神科作業療法部門はリハ科の中の一担当チームとして存在している.また筆者は精神科作業療法を実践している者ではなく,PT,OT,ST,義肢装具士等を統括する立場のリハ科の管理職である.本稿では,このリハ科の管理職として当院での精神科作業療法部門の状況を紹介しながら,総合病院の中に作業療法部門があることによる特徴に言及し,その役割等について述べたいと思う.
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