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特集 総合病院における精神科作業療法
—総合病院における精神科作業療法の実践①—旭中央病院における多職種での取り組みと地域連携
Providing treatment with the transdisciplinary team and collaborating with a community in Asahi General Hospital
宇田川 恵美子
1
,
片倉 知雄
1
,
坂本 泰樹
1
Emiko Udagawa
1
,
Tomoo Katakura
1
,
Taiki Sakamoto
1
1総合病院 国保旭中央病院神経精神科
pp.1291-1296
発行日 2014年12月15日
Published Date 2014/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200069
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Key Questions
Q1:病院から地域につなげる作業療法とは?
Q2:多職種チームの中の作業療法とは?
Q3:病院機能の転換に合わせた作業療法の展開とは?
はじめに
日本の精神医療は,入院中心から地域中心へ大きく転換している.その中で,総合病院 国保旭中央病院(以下,当院)は病床を削減し,地域社会資源との新たな連携・協働のあり方を模索しながら,救急・急性期治療,重症精神障害者の地域生活を可能にするアウトリーチの強化等,地域に求められる機能をもつ総合病院精神科へと変化してきている.本稿は,まず病院の概要を紹介し,そのうえで現在,OTがかかわる業務について述べる.
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