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特集 特別支援教育と作業療法
インクルーシブ教育と特別支援教育制度の今後
The future of inclusive education and special support education system
三澤 一登
1
Kazuto Misawa
1
1愛媛十全医療学院
pp.366-372
発行日 2014年5月15日
Published Date 2014/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100481
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Key Questions
Q1:インクルーシブ教育とは?
Q2:教員の専門性の向上とOTの専門性とは?
Q3:地域における医療・教育・福祉領域の連携とは?
はじめに
2006年(平成18年)12月に約60年ぶりに教育基本法が改正されて,2007年(平成19年)1月には教育に関連する「学校教育法」,「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」,「教育職員免許法及び教育公務員特例法」の3法の改正案が提示された.また,同年4月には特別支援教育制度の推進についての通達がされ,特別支援教育元年を迎えてから約6年の経過が過ぎている.
2011年(平成23年)には,障害者基本法の一部を改正する法律や障害者の権利に関する条約により,共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育の構築にかかわる特別支援教育の推進として新たな取り組みが進められている.医療専門職としてのOTは今後,特別支援教育にどのようにかかわるべきかを考察する.
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