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特集 世界大会で大いに作業療法を語ろう―何を語る? 何を訊く? in WFOT2014
何を語る? in WFOT2014:発達領域の作業療法
What do you want to discuss in the WFOT2014 ?:Occupational therapies in developmental dysfunctions
石橋 英恵
1
Fusae Ishibashi
1
1国際医療福祉大学 福岡保健医療学部
pp.194-199
発行日 2014年3月15日
Published Date 2014/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100426
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Key Questions
Q1:現在の日本の発達領域の作業療法は?
Q2:米国のOTの発達領域でのかかわり方とは?
Q3:作業療法を取り巻く社会状況が異なるうえで,何を共有していくか?
はじめに
筆者は専門学校卒業後,日本で作業療法免許を取得し,短い期間ではあったが発達領域の施設でOTとして勤務していた.その後,英語力が「next to zero(無ではないがそれに等しい.米国の慣用句)」の状況で渡米し,語学学校,短期大学を経て,もう一度作業療法の学部に入り直した.気の長いことではあるが,約7年と8カ月,カリフォルニア州で留学生活を送った経験がある.2001年(平成13年)の夏に帰国し,いくつかの職場を経て現在に至っている.
今回WFOT2014を目前に控え,現在の日本の発達領域における作業療法について,『作業療法白書2010』1)(以下,白書)をもとに簡単に述べた後,米国での取り組みを紹介する.その後,両国を比較したうえでWFOT2014大会期間中,海外のOTとの意見交換の際のヒントとなるような英語フレーズをいくつか紹介する.
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