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こんにちは芳野です.皆さん,お元気でお過ごしですか? 7月ですね.この3月に卒業して,4月に晴れて療法士となった方や,4月に活躍の場を新天地に変えた方などは,職場の全体の様子もつかめ,自分らしく動けるようになるのは,ちょうどこの時期ではないでしょうか? (新人がよからぬ大冒険をしてしまうのも,この時期です.新人の皆さん気をつけましょう) 教える側の疲れが出てくるのも……(笑).私事ですが,私は今の職場にくるまで,指導をするという立場にたったことはほとんどありませんでした.学生の臨床実習も受けたことはありません.避けてきたわけではなく,機会がなかっただけなのですが.
そんな私が現在の職場で,療法士部門・教育研修部門を担当させてもらい,私の伝え方がどれだけ相手にフィットしていないものだったのか考える大変貴重な機会を得ました.そして,一緒に働く療法士に自分が伝えたいことや考えたことがどのように伝わるのか,思考錯誤の毎日です.3年前までの私は「なんでわからんの,こんだけゆーてんのに?」というスタンスでしたが,「コミュニケーションは自分次第」と自覚し,「どうしたら相手に伝わるのだろう?」,「相手が気持ちよく受け入れられる言葉とは?」と考え,自分を相手に合わせるコミュニケーションの勉強を本格的に始めて今に至ります.相手が気持ちよく受け入れられる言葉遣いは自然に出てきません(笑).なかなか難しく,まだまだ修行中です.そんな中で,今回のテーマの報告・連絡・相談です.これは,言葉も大事ですが,相手もしっかり選ばないといけません.大切,大切と学生時代から言われているのですけど,むやみやたらにやっては,組織の中で厄介者になります.私みたいに(笑).今からお話しする内容は利用者さんとのやり取りで考えたことではなく,私の失敗談です.後で落ち着いて考えたら,何でこんなこともできなかったのというようなものです.ご笑読ください.
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