特集2 ERスタンダード 外傷—非外傷医でも,ここまで迫れる! ここまでできる!
扉
佐藤 信宏
1
,
舩越 拓
2
,
船曵 知弘
3
1新潟市民病院 救急科
2東京ベイ・浦安市川医療センター 救命救急センター
3藤田医科大学病院 高度救命救急センター
pp.377
発行日 2024年1月25日
Published Date 2024/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3105200103
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救急医である以上,外傷診療とはきってもきれない関係があるかと思う。確かに,重症外傷は医師によって経験の多寡があったり,外傷患者の集約化は進んできている。しかし,夜間はドクターヘリの運用がなされない本邦において,救急医や救急外来で外傷を診る医師であれば,一定以上の初期診療ができるようになるのは必須の達成目標といえる。基本的なお作法はJATECで学んだが,救急医としては物足りなさも感じる...だが,JETECまで高度なことはできない...という思いもあるのではないだろうか。
本特集では,「JETEC未満ながらもJATEC以上」といった一段上をいくレベルを見据え,救急や外傷診療に関わる専攻医を対象に,JATECからは一皮むけたTIPs満載の特集をお届けしたい。
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