特集 STI/HIV
Part 2 HIV
10.HIV感染症の診断—早期診断・早期治療のためのポイントと診断後のケア
福島 一彰
1
,
柳澤 如樹
2,3
Kazuaki FUKUSHIMA
1
,
Naoki YANAGISAWA
2,3
1がん・感染症センター都立駒込病院 感染症科/感染制御科/感染対策室
2柳沢クリニック
3国立国際医療研究センター
pp.933-942
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103901217
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ヒト免疫不全ウイルス(HIV*1)感染症のマネジメントにおいては,感染後に生じる免疫機能不全によって後天性免疫不全症候群(AIDS*2)を発症する前に,早期診断・早期治療を行うことが重要である。
本稿では「HIV感染症の診断」をテーマに,HIV感染症を疑って検査を出すタイミングや,診断に必要な検査,診断後の状態把握の方法,HIV感染者に対する多職種での支援について述べる。
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