特集 内分泌疾患2
Part 3 専門家からのメッセージ,共有したい知識
【コラム②】ホルモンへ影響を与える薬物—薬剤性変化も念頭に,服用薬物を把握しよう
三好 智子
1
Tomoko MIYOSHI
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 くらしき総合診療医学教育講座
pp.458-462
発行日 2021年12月22日
Published Date 2021/12/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900921
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key point
・薬物による内分泌異常を疑う場合,全診療科,全医療機関の処方を薬手帳で確認するほか,OTC(一般用)医薬品の使用にも留意する。
・薬物による内分泌異常の診断には負荷試験が必要な場合もあり,診断,管理が難しい場合には内分泌代謝専門医と連携する。
・一般内科で管理を引き継いだ場合,原因となる薬物を処方している主治医との連携を密に行い,その治療薬の用量把握に努めることが重要である。
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