特集 ホスピタリストに必要な手技
緊急気道管理
3.麻酔科医不在時に挿管困難に直面したら?—デバイスを用いたトラブルシューティング
菅谷 明彦
1
,
舩越 拓
1
Akihiko SUGAYA
1
,
Hiraku FUNAKOSHI
1
1東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 救急外来部門
pp.377-392
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900797
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リスク評価や安全対策を行ったにもかかわらず挿管困難となってしまった場合,また麻酔科医不在の夜間の状況や,日中でも麻酔科医がいない中規模病院で挿管困難・換気困難に直面した,などの場面は想像するだけで冷や汗が出る状況であろう。そんな状況に直面した場合を想定し,困難気道管理difficult airway management(DAM)のアルゴリズムやデバイスの立ち位置,その使用方法などについて,ホスピタリストとして知っておくべき事項を解説していく。
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