特集 アレルギー
【各論】
6.難治性喘息・重症喘息②—重症喘息と診断できたら:Section 5,6
飯尾 純一郎
1
,
藤谷 茂樹
2,3
Junichiro IIO
1
,
Shigeki FUJITANI
2,3
1済生会熊本病院 救急総合診療センター
2聖マリアンナ医科大学 救急医学
3東京ベイ・浦安市川医療センター
pp.55-60
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900753
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本稿では,難治性喘息から重症喘息と診断したのちの流れについて解説する。前章*1で述べたように,難治性喘息から重症喘息と診断するまでにはかなり長い道のりがある。ようやく重症喘息と診断してからは,フェノタイプ分類が非常に重要となる。そのなかでもType 2サイトカインが関与している病態を検出することが,重症喘息治療において非常に重要な作業となる。
前章で記載したSection 1〜4以降の内容であるため,Section 5から診断,治療が始まる。
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