特集 内科エマージェンシー
各論(緊急度と頻度の高い疾患を中心に)
【コラム③】代謝性アシドーシス—血液ガスの系統的アプローチとエビデンス:DKA・AKAを中心に
関 藍
1
,
舩越 拓
2
Ai SEKI
1
,
Hiraku FUNAKOSHI
2
1湘南藤沢徳洲会病院 救急総合診療部
2東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 救急外来部門
pp.868-875
発行日 2019年12月1日
Published Date 2019/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900733
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[要点]
●酸塩基平衡の正しい評価は患者評価の羅針盤となる。
●各STEP(図1)に沿って血液ガスを評価することで,もれなく確認ができる。
●DKAは酸塩基平衡異常に加え,多くの電解質異常をきたす内分泌緊急疾患である。
●短時間で大きく値が変化するため,時間軸を意識して介入を遅らせない。
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