特集 肝胆膵
【各論】
7.肝硬変の合併症①:食道・胃静脈瘤—ジェネラリストが日常診療で直面する疑問を解き明かす
山田 徹
1
Toru YAMADA
1
1東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科/消化器内科
pp.689-703
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900591
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食道・胃静脈瘤は,肝硬変による門脈圧亢進症に伴う合併症の1つである。また食道・胃静脈瘤破裂は肝硬変の3大死因の1つであり,消化器内科医など内視鏡診療にかかわる医師はもちろん,病院総合医,救急医,集中治療医や家庭医など,日常診療で肝硬変の診療にかかわるジェネラリストにも避けて通れない必須の領域である。本稿では症例をベースに,我々が日常診療で直面する各種の疑問について解説する。
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