特集 他科の知識1
皮膚科の知識
【コラム】抗結核薬の減感作療法の実際—指針および自験例から探る,より効果的な増量のしかた
五木田 麻里
1
,
堀川 達弥
2
Mari GOKITA
1
,
Tatsuya HORIKAWA
2
1製鉄記念広畑病院 皮膚科
2うえだ皮フ科クリニック
pp.784-787
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900070
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治療薬によっては代替薬がないために,薬剤アレルギーを起こしたあとも原因薬物を投与せざるを得ない場合がある。抗結核薬のリファンピシンやイソニアジドなどもその1つであり,薬剤アレルギーが懸念される場合は減感作療法が行われている。本稿では,抗結核薬の減感作療法について自験例を提示し,その方法と問題点を述べる。
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