特集 ARDSの今を語り尽くす
❼ リクルータビリティとリクルートメント手技—呼吸生理学的解釈と臨床実践のエッセンス
中山 龍一
1
,
文屋 尚史
1
,
後藤 祐也
2
Ryuichi NAKAYAMA
1
,
Naofumi BUNYA
1
,
Yuya GOTO
2
1札幌医科大学医学部 救急医学講座
2札幌医科大学医学部 集中治療医学
キーワード:
リクルータビリティ
,
リクルートメント
,
PVカーブ
,
R/I比
Keyword:
リクルータビリティ
,
リクルートメント
,
PVカーブ
,
R/I比
pp.69-79
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102201152
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
リクルータビリティは,リクルートメント手技や高い呼気終末陽圧(PEEP)に対する急性呼吸窮迫症候群acute respiratory distress syndrome(ARDS)肺の反応性といった概念である。リクルータビリティとリクルートメント手技は,呼吸生理学の観点からさまざまな探求がなされており,研究間と手技は広いスペクトラムをもっている。本稿では,歴史的な視点をふまえた解釈と臨床実践のエッセンスを提供する。
Copyright © 2024, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.