特集 中毒
Part 3 中毒の集中治療
【コラム】ICUにおける中毒の多職種アプローチ
峯村 純子
1
Atsuko MINEMURA
1
1昭和大学横浜市北部病院 薬局
pp.726-728
発行日 2017年7月1日
Published Date 2017/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102200433
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ICUでは,医師,看護師だけではなく,薬剤師,臨床工学技士,検査技師,医療ソーシャルワーカーなど,多くの職種が協働して患者の治療にあたることが理想である。医師の専門性も多様で,救急医,集中治療医のみならず,患者の症状によっては専門の医師がかかわり,集学的な医療が提供される。搬送時の患者情報を得るには救急隊とのかかわりも重要であり,医療スタッフは病院前から病院での治療,退院後の生活に至るまで多職種でかかわりをもつことが求められる。本コラムでは中毒診療に求められる多職種でのかかわりと連携について考える。
Copyright © 2017, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.