特集 呼吸器離脱
7.座談会―こんなときどうする“もし○○患者の人工呼吸器離脱を考えたら”1例目
古川 力丸
1
,
内野 滋彦
2
,
大庭 祐二
3
,
讃井 將満
4
1日本大学医学部 救急医学系 救急集中治療医学分野
2東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部
3University of Missouri 呼吸集中治療内科
4東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部
pp.799-813
発行日 2012年10月1日
Published Date 2012/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102100478
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ARDSの改善が認められつつある症例
讃井 「呼吸器離脱」という特集を企画するにあたり「エビデンスはわかった,では実際どうしているの?」という読者の疑問に応える場として,この座談会を企画しました。人工呼吸器離脱といっても,呼吸器自体にかかわる事柄と,全身にかかわる多様な事柄を解決していかなければなりません。この狭くて広い人工呼吸器離脱について,具体的な症例をベースに“どのように管理して離脱までもっていき,抜管するか”について話し合っていきたいと思います。
まずご出席者をご紹介しますと,アメリカの代表として大庭先生,オーストラリア代表として内野先生,そして日本代表として古川先生をおまねきしました。
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