徹底分析シリーズ カテーテルアブレーションの麻酔
心房細動に対するアブレーション治療—肺静脈隔離術の実際と合併症への対処法
横山 泰廣
1
Yasuhiro YOKOYAMA
1
1聖路加国際病院 循環器内科
pp.156-163
発行日 2022年2月1日
Published Date 2022/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101202179
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心房細動atrial fibrillation(AF)アブレーションは患者に長時間の安静を強いるうえ,アブレーション中に痛みを感じることが多いため鎮痛,鎮静が重要である。そのため,米国やカナダではAFアブレーション施設の8割近くが全身麻酔下で施行しており,日本でも増えつつある1,2)。
本稿では,AFアブレーションの基本であり,すでに確立されたアブレーション手技である肺静脈隔離術pulmonary vein isolation(PVI)について概説する。
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